足の捻挫の大多数はジャンプの着地の時に他のプレーヤーの足を踏んだり、足を捻ったりする事が原因です。
通常湿布を貼ったり安静にすれば痛みは引いて再び運動できるようになりますが、果たして本当にそれで回復したと言えるでしょうか?
良く「捻挫は癖になる」という事を聞きますが、これは捻挫が癖になったのではなく、不完全な状態で競技に復帰したので再発率が高くなっているという事です。
何故その様なことが起きるかといいますと、怪我をした時に神経と筋肉のコーディネーションが悪くなり固有受容感覚(身体の位置を把握する能力)が低下しているからです。怪我をした後には施術は勿論、出来るだけ早く復帰するためにリハビリも必要になります。
筋力、持久力、バランスのリハビリを行い、スポーツ特有、ポジション特有のリハビリをしないと意味がなくなってしまいます。
そこで固有受容低下の原因の一つである足首のサブラクセーション(関節のズレ)を戻し神経機能を整え運動能力回復の為にトレーニングを行い、必要であればテーピングもします。