KCSセンター甲賀院では『姿勢と健康』に関する正しい知識や情報の発信により、講演・講座・研修会を通して、県民市民の方々の健康寿命の増進、医療費削減を支援するための普及啓発活動をしています。
講演の主旨・講演の目的
厚生労働省の近年の調査によると、腰痛は休業4日以上の職業性疾病の6割を占める労働災害となっています。慢性的な腰痛を引き起こす要因として姿勢の歪みが関与し、姿勢の歪みは腰痛のみならず肩こり、ストレスの増大や集中力の低下、自律神経機能のバランスの崩れなど、様々な体調不良を招きます。
その結果として職場における労働生産性の低下、休職率・離職率の増大、医療費支出の増加に繋がることになります。
まさに姿勢からの健康管理は、企業の労働生産性の向上や、健康福祉の増進、医療費支出の削減に貢献するものと言えます。
また、子どもたちも「集中力がない」「いつも疲れたと言っている」「姿勢が悪く注意しても良くならない」・・等、お悩みやご相談も多くあります。
年齢を問わず、多くの方に姿勢の大切さを知っていただけたらと思います。
昨今の少子高齢化に伴い、いかに健康で長生きするか、また、将来を担う子どもたちの健全な成長も重要な課題であり、健康意識が高まるなか、まだまだ姿勢がどのように健康に影響を及ぼすかという知識が知られていないのも現状かと思われます。
県民市民の方々の健康、地域の子どもたちの健やかな成長を願い、研修会や講演を通して「姿勢」の大切さ、また健康などについて、学んでいただく機会をいただければ幸いです。
講師について
近藤 恵美(こんどう えみ)
理学修士/健康科学士/姿勢科学士
オーストラリア公立マードック大学 カイロプラクティック学科卒 健康科学士取得
ハンソ大学 健康増進学部 修士課程卒 理学修士取得
厚生労働大臣認可JFCP加盟 協同組合カイロプラクティック滋賀 姿勢調整師会 顧問